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【再】外折について


こんにちは!まっつんです

今日は過去のブログより人気の高い記事を再投稿します

↓ ↓ ↓

 

今回は手提げ袋のサイズの関係上、せざるを得ない折り方、
「外折り」についてご説明させていただきます。

外折りとはどういう折り方なのかといいますと・・

↑↑このような折り方です。
これだけで違いが分かる方は、かなりの手提げ袋通だといえます。

もう1枚ご覧下さい。

こちらだとあれっ?何か違う…
というのがお分かりになるのではないでしょうか。

そうです。マチ(袋の側面部分)の折り方が頂点部分だけ、外を向いているのです。だから外折りと呼びます。

 

では何故、このような折り方をとるのかといいますと、
手提げ袋(紙袋)はその使用用途上、使わないときは折りたたんで保管するものです。使わないときに自立されてもスペースを消費しますからね。
で、折りたたむ時に、通常の袋でしたらそのまま折りたためるのですが、冒頭でも言いましたとおり、サイズの関係性上どうしても回避できない場合があるのです。

それは、
正面の横幅とマチ幅の関係です。

もう1枚ご覧下さい。

先程の袋を外折りをせずに内側に折ると、折りたたむことで内側に入り込んだマチと紐の結び目が互いに接触し、かさばりの原因や、変形、劣化といった原因につながります。

それを防止するために外折りを行うのです。

↑外折りで、接触を防ぎます。

お分かりいただけましたでしょうか。
この現象は正面横幅とマチ幅の寸法が近いほど起こります。
個人的には、あまり見た目が良くないので極力外折りをしないように注意していますが、仕様上やむを得ずということもございます。
特に気に掛けないお客様も多数いらっしゃいますが、
ちょっとこれ嫌だなぁと思われた方は、ご相談いただければサイズの調整、紐穴位置の調整で回避できますので、
是非ご相談下さいませ!!


ハッピーな持ち手★


こんにちは!まっつんです

現在お作りしている手提げ袋は…

🛍 リゾート施設 様 (熊本県)

サイズ:横幅190×高さ240×マチ幅120(㎜)

用紙:未晒クラフト紙

表面加工:なし

持ち手:紙ひも(色:花紺)

木材の風合いを残しナチュラルな優しい印象で近年人気がある紙です。

 

🛍 学校法人 様 (熊本県)

サイズ:横幅265×高さ345×マチ幅77(㎜)

用紙:片ツヤ晒クラフト紙

表面加工:なし

持ち手:ハッピータック(色:白)

片面だけプレス加工されていることによりツヤがあり見た目に高級感があります。

この持ち手に使われているハッピータックという商品ですが、プラスチックでできたもので根元に「パチっ」と開け閉めが可能のスナップボタンがついています。

( ハヤセ㈱様ホームページより )

皆様もどこかで手に取られたことがありますでしょうか。

そう、ビール6缶を入れて運ぶビニール袋の持ち手として

昔からよく見かけますよね!

紙袋とのコラボとしては

封ができるということで、展示会などのイベントで

書類を持ち帰られる際に使用する袋として重宝されています。

 

くま袋 ハッピータック色見本

 

ハッピータックの取り付け作業風景です! パチッ パチッ

ハッピータック

私は、この幸せを呼び寄せてくれそうで気に入ってます★彡


世界に向けて


こんにちは!まっつんです

製袋中の手提げ袋のご紹介です!

🛍 官公庁 様 

サイズ:横幅355×高さ320×マチ幅110(㎜)

用紙:晒クラフト紙

表面加工:なし

持ち手:アクリル丸ひも(色:黒)

白地に赤いロゴの配色がまさに『日本』って感じです!海外に向けたmade in JAPAN をアピールするアイテムとして世界に羽ばたいてほしいです🛫


金栗記念選抜陸上中距離大会2024


こんにちは!まっつんです

先週土曜日、熊本で開催された陸上の大会を観戦してきました!

日本グランプリシリーズ グレード2
第32回金栗記念選抜陸上中長距離大会2024

地元の小学生から日本を代表するランナーまで多くの選手たちが集結する大会です✨

こちらのスタジアムはサッカー観戦で訪れたことはあったのですが陸上競技で来たのは初めて。こんなに広かったっけ…。天候にも恵まれ、これまた陸上日和だ!と素人は勝手に思ってましたが、午後から上昇する気温に選手たちはのコンディションは大変そうです💦私たちも最終的に日陰の席へ移動することに。

走ることが大好きな小学生の息子に誘われての来場だったのですが結果、本当に来てよかったと思いました!

まぢかで見る選手たちの筋肉やスピードに終始驚きの連続で気づいたら周りのみなさんと一緒に必死で応援していました!

懸命にがんばる姿って素敵です✨機会があればまた是非応援に行きたいと思います。

 

では話題は手提げ袋へ。

前回のブログの続きで、小さくて可愛らしい袋のお話です。

こちらの写真のように、工程ごどに置かれている状態の袋が並んでいますね。

スタッフはそれぞれ折る担当が決まっていますので、折り終わったら共有の場所に置いてもらいます。次の工程の方はそこへ取りに行き折り進めるといった流れをシステム化する事で、状況把握がスムーズです。

またこちらはその袋の底面に入れる厚紙「底板」です。

この底板を入れることで商品を入れた袋を持ち上げた際、力が均等にかかり袋自体の破損を防ぐことができます。


細かな手作業💗


こんにちは!まっつんです

現在進行中の手提げ袋をご紹介します

こちらは何だと思いますか?

紙袋の紐を通す穴の裏側に隠れている厚紙です。

くま袋では『口芯(くちしん)』と呼んでいます。

一般的に「口(くち)ボール」とも呼ばれています。

ご自宅にある紙袋を見てみてください。

全ての紙袋に付属していませんので、

「見たことなない!」

「存在すら知らなかった!」

という方もいるかと思います。

この口芯、紙袋の上の方を折り返した部分の隙間に入れるもので、持ち手部分の強度を上げる役割をしています。

先日、この作業のお手伝いをしたんですが、結構神経つかいました!でもこれが有るのと無いのでは、その後の紙袋人生(?)が変わってしまうのです。(๑•̀ㅂ•́)و✧

紙袋って、破れたら捨てられる存在ですが(泣)

頑丈なものは、その後も何かとご主人様に遣われます(笑)

機械で大量生産される紙袋とは違って、私たち、くま袋の袋はは、この口芯が標準仕様となっております!!

それで、この大きさから推測する手提げ袋のサイズは…

横幅70×高さ120×マチ幅65(㎜)

と、とても小さな手提げ袋を作っているとことです。

機械では作ることができない細かな手作業を

丁寧に進めて参ります。